2016
10.09

所有の印15

Category: 所有の印
おはようございます。
今日はスパークに行ってきます。(^O^)
その後は白友さん達とオフ会。楽しみです。

続きです。
甘いお仕置きです。
よければ。。。


【本物夫婦】
【オリキャラあり】


陛下は刀を鞘に納め、こちらを向いた。
手を伸ばして私の体を自分の方に引き寄せ
抱きしめた。


「....無事でよかった」


震えた声に胸が痛くなる。
.一番大事な人に
心配かけてしまった。


「ごめんなさい...」


---怖かった。
あっという間に部屋の外に連れ出された。
うまく逃げられたからよかったものの
あのまま陛下と浩大が来なかったらと思うと...。
その先は想像したくもない。

抱き付かれた時は、本当に嫌だった。
彼が嫌というよりは
陛下じゃないことが嫌だった。

今頃になって震えが出てくる。
止まらない。
陛下の袖をぎゅっと掴んだ。


「夕鈴?」
「こ、怖かった。今頃になって震えが....」


陛下が少し体を離し
腕の中に囲いながら私を見た。


「夕鈴...何かされた?」


怖い。
穏やかな口調だけど声音が狼だ。


「いえ.....大したことでは...」
「ではなぜ震えてる」
「いえ....別に」
「言って」
「........口付け...されそうに。」

ざわっ-----
陛下の周りの空気が渦を巻き
温度が急降下し始めた。
慌てて説明する。

「あ、でも。突き飛ばして逃げたので
実際には何も....。ただ....
あのまま陛下と浩大が来なかったらと思うと....」

陛下の腕に力が入った。

「....怖かったです。」
「うん。」
「....凄く嫌でした。」
「うん」
「貴方以外は嫌です」
「-----うん」


ぎゅうう
強く抱きしめられた。


ふと、陛下はおでこに目を止め
指で軽く触れた。


「夕鈴...ここ赤くなってる。」


触ってみると少し痛い。
あれだ。頭突きの時の。


「逃げるとき....頭突きして
....って陛下。笑ってます?」


陛下の肩が震えていた。


「ごめん、ごめん。…頭突きって.....。
ああ...ここか。少し瘤になってる。」

そう言って私の前髪をかき上げ


ちゅ
おでこに唇を寄せた。


「消毒」


ちゅ
次は瞼に。


「もう大丈夫だ。」


ちゅ...ちゅ...
瞼から頬にかけて
涙をぬぐうように唇が触れた。


「私がいる」


ちゅ
唇が重なった。


「もう怖くない」
「は...ぃ..んんっ」


舌が入ってきて
絡められた。


「んっ...ん...ふっ」


甘ったるい声が自然に出てしまう。
陛下が唇を離し、耳朶を軽く噛んだ。
耳元で囁く。


 ...だめ。そんな可愛い声出したら…


そう言って息を吹きかけた。

「ひゃっ!」
「ほら。その声。奴が妄想する。お仕置きだ」
「なっ!んっ~~~~~っ!?」


突然、激しく口内を貪られた。
~~~っ!いっ息ができないっっ


~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~ぷはっ!
ぜ~は~ぜ~は~.....


肩で息をしながら、涙目で睨みつけると
陛下は意地悪そうににっと笑った。


「お仕置きだ」
「-----っ」
「私以外の男を笑顔で誑かしただろう?」
「なっ!誑かしてな...んっ」


口を塞がれた。


「気付いてないとは罪深い。
 君はその笑顔でどれだけの男を誑した?」
「だから...誑してな...んんっ」


また口を塞がれた。


「君が誑すのは私だけでいい。
 魂を抜くのも私だけだ。」
「なっ...人を妖みたいに...んんんっ」


言い返すたびに口を塞がれ
反論を封じられた。


つづく
------------------
ありがとうございました。
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