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2016
11.15

所有の印20~宴の後

Category: 所有の印
続きです。
短いですが…よろしければ…。

【本物夫婦設定】


-------------------------


宴が終わり、自室に戻った。

。。。。宴の席では辛うじて我慢した。
だけど、あの甘々攻撃は私の限界を超えていた。
爆発する。


「もう~~っ!陛下のばかあっ」
「.....ゆ」
「皆の前で...あんな...あんなっ」


涙を流しながらふるふる震えた。
陛下がおろおろし始める。


「もー陛下なんて知らないっ。嫌いっ」
「嫌っ??.....ゆーりんっっ!!待って」


ぎゅっと抱き締められた。
ばたばたと手を動かすも、
しっかりと抱きしめられて逃げられなかった。


「....ごめん。やり過ぎた」
「......」

小犬陛下の声に動けなくなる。


「だって...太子はずっとゆーりんに目を付けてるし。
 少し目を離した隙に攫われてるし...」

陛下の手、震えてる?


「嫌い?僕のことイヤになった?」
「---イヤじゃ、ない、です」

ぎゅっ
陛下の腕に力が入り
突然抱き上げられた。


「きゃっ」


無言のまま、寝所に連れていかれ
寝台に降ろされた。
そのままのしかかられる。


「へ、陛下?」
「....ゆうりん...」


噛みつかれるように唇を塞がれた。

「んっ...んっ」

息継ぎする度に
更に深く舌が入り込んできて
貪りつくすように口の中を蹂躙される。

どうしたんだろう?
なんだか変だ。


「どうかなさったんですか?」
「....なんで...」
「はい?」
「なんで君は...そんなに可愛いの」
「----はあ?」

話の展開が全く見えない。


「可愛すぎて...誰にも、見せたくない。」
「陛下?.....あの?」

本当にどうしたんだろう?
宴で何か悪いものでも口にしたんだろうか。


「なんで宴に顔を出しただけで攫われるんだ」
「そんなこと言われても....んんん」

また口を塞がれた。
だけど、そんなことは太子に聞いてほしい。

「それと....李順と何があった?」
「へっ?李順さん?何って?」
「戻ってきたとき雰囲気が違った...。」
「...それは...んんんっ」

また口を塞がれた。
これじゃ何も答えられない。
どんっ。胸を叩いた。

すると、陛下は唇を離し、
暗い目でこちらを見つめた。


「陛下?李順さんはお義母様です」
「...お義母様?」
「はい。宴に戻る前、やっと陛下のお嫁さんとして認めてもらえました」
「。。。え…嫁?」
「え?違うんですか?」
え?私…お嫁さん…よね?


よほど変な顔をしていたのだろう。

ぶっ
陛下が突然笑い出した。
肩を震わせている。

「なっ、何ですか?急に」
「うん。確かに僕のお嫁さんだ。李順は君にとって姑なの?」
「はい」
「それは確かに手ごわいな」


まだ笑ってる。
だけど醸し出す雰囲気が柔らかくなった。


「陛下...笑いすぎです」
「いや...やっぱゆーりんだなと思って」
「...バカにしてます?」
「してない。してない。」
「とにかく。李順さんとは何もありません。
太子様は論外です。私は陛下がいいんです。」


笑いながら腕の中に囲まれた。
顔が近づいてきて

ちゅ
唇が重なった。
さっきとは違う、優しい口付け。

「...僕がいい?」
「はい。貴方が...いいです」

ちゅ
「ん。僕も。夕鈴がいい。君しかいらない」
「...陛下...」

陛下が微笑んだ。すごく嬉しそうだ。
熱を帯びた眼差しで見つめられる。
ただでさえ綺麗な顔に
妖しいまでの色気が加わる。

大好きな人からこんな目で
見つめられたら堪らない。

この顔を毎日間近で見ていて
他の人に目が行くわけがない。

目を合わせているだけで
既に体中が熱い。


手が重なり
陛下の顔が近づいてくる。
観念して目を瞑った。



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ありがとうございました。
もう少しつづきます。
そして次はパス付きになります。
苦手な方はさらりとスルーして頂ければと。汗
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