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2016
02.25

青慎の出仕 おまけ3 ~お弁当~前編

Category: 青慎の出仕
こんばんは

引き続き青慎シリーズをお届けします。
青慎シリーズはこのお弁当話で一旦おしまいです。
ただ、青慎シリーズはここで終わりではなく
まだまだ続きます。
気長~にお待ちいただければと思います。

今回は前後編になります。
それでは、どうぞ。

※夕鈴目線です。
【原作より2年未来】
【原作沿いif設定】
青慎の出仕 おまけ3~ お弁当~

* * *

今日は青愼が李順さんのお手伝いする日だ。
李順さんに許可を取り、青愼に差し入れを作ることにした。
ついでに陛下にも。陛下がついでなのは秘密だ。

ずっと会えなかった青愼が近くにいる。
それだけで心が弾む。

育ち盛りだから、栄誉バランス考えないとね。
肉も大事だけど、野菜も取らなきゃ。
そうそう、頭使うから甘いものも必要かしら?


あ、そうだ、陛下にも作らないと。あの人、すぐ拗ねるから。
そうね……いつもお仕事頑張っている陛下が喜びそうなもの…。
やっぱり甘いものは必要よね。

あ、そうなると李順さんにも必要かしら。いつもお世話になってるし。
でも難しいわね。お義母様、好みうるさいしな……。
味付けは陛下と同じでいいかしら。


そんなこと考えながら作ってると、頭上から声がした。


「お妃ちゃ〜ん。それ何人分?
へーか食べきれないよ?」
「へ?」

そこには明らかに3人分以上の分量のお弁当があった。


……。しまった!調子に乗って作りすぎた。
さすがに食べ過ぎると午後仕事にならないわよね。

午後眠くならない程度の分量に減らしても、材料がかなり余る。


あーあ、やっちゃった…
勘が鈍ったかな…
どうしよう……これ。


脇から手が伸びてきた。
浩大がつまみ食いを始める。

「わ、何これ?美味え」
「え?蒸し鶏をたれに漬け込んだだけなんだけど」
「うん...この味、絶対陛下好物だね」
「ほんと?やったっ♪」

拳をぐぐっと握る。
浩大のつまむ速度が早い。
ってことは、今日の味付けは成功なのだろう。
よっしゃ。

あ、そうか。隠密さん達...


「じゃ、これ、隠密の皆さんに。
いつもお世話になってるので。」
「りょーかい♪」

屋根裏からもガタゴト音がする。


うーん、隠密さん達、忙しいから気軽に摘める方がいわよね。

そう考えて一口大にし、小分けにして浩大に渡す。
浩大が窓際に立った途端、黒い影がピュンピュン飛び交う。
屋根の上がなんだか騒がしい。
風もないのに回りの木々からさわさわ音がする。


どうやら喜んでもらえたみたいね。
食材無駄にならなくて良かったわ。


安心してお弁当の準備をし
3人分のお弁当を抱え執務室へ向かった。


「お仕事お疲れ様です。差し入れですよ〜」


ガバッ
陛下がすごい勢いで起き上がった。



つづく
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ありがとうございました。
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