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2017
10.14

もう少しだけ

音楽を聴いていると、ふと黎夕ネタが
浮かんで来ることがあります。

以前は西野かなさんの「もしも運命の人がいるのなら」でした。
今回は昨年映画を観に行ってうっかりハマり、衝動買いしたラドウィンプス。
「なんでもないや」です。
大ヒットした映画のエンディング。

この「もう少しだけ…」の部分は、陛下が名残惜しげに
夕鈴にくっついているイメージと重なりまして、
エンドロールを見ながら、失礼にも妄想しました。
(⌒-⌒; )
離婚直前編と新婚編。両方のバージョンで。もしよければ。



【原作沿い】
【11巻56話より】

------------------


----寒い。
最近、寒くて堪らない。
日増しに体の芯が冷えていく。



「へーか?」
とことこ近づいてきた夕鈴を抱きしめた。
----温かい。
体中が温かいもので満たされていく。



もう少し..。
あと....少しだけ


「陛下....あの、まだですか?」
「う...ん」


ごめんね。夕鈴。
もう少し...
あと…少しだけでいいから...


「----あと、もうちょっとだけ」
「~~~~っ」


君を感じていたい。



「----だめ?イヤ?」
「い、イヤじゃないですけれど...」


パタパタ腕を動かす夕鈴を
ぎゅうううと強く抱きしめた。

夕鈴の頭から、ぼふん、ぼふんと湯気が飛び出る。
その温かさを確かめるように頬を寄せた。


震えている。
きっとここが限界なのだろう。
見ると、顔はこれ以上ないくらい真っ赤で
目はぐるぐる回っていた。
何が起きたんだという顔をしている。


王宮の空気が悪くなり、不穏な噂が流れてる。
そろそろ潮時だろう。
君と居られる時間は少ししかない。
だけど...ごめんね。まだ離れたくないんだ。
もう少し、君とくっついていたい。



「ごめんね。なんだか寒さに弱くて」
「~~~~っ。。。。まあ、仕方ないですかね」


君の優しさにつけこむようにキュルンとねだった。
真っ赤になりながらも、
我がままに応えてくれる君が可愛くて。
…もう少しだけ



ぎゅうう....
温もりを確かめた。



−−−−−−−−−−−−−−−−−−



【新婚編】君と目覚める朝
紆余曲折の果て、僕等は本物の夫婦になった。

朝、目覚めると
腕の中に温もりを感じる。

規則正しい寝息と
程よい重み。
一緒にいる事を実感する。

う…ん
瞼が動く。
睫毛が胸にあたり少しくすぐったい。
そろそろ目を醒ます頃だ。

王宮の1日は忙しなく、
仕事が立て込んでいるときなどは
顔を見る事も出来ない。
一緒に過ごせる時間はわずかしかない。
せっかくの新婚なのに。


朝議が始まるまで
もう少し…

本当はずっと一緒にいたいけれど
真面目な君は、僕が仕事を放り出す事を嫌がる。
頑張っている僕が好きだという。
だから僕は今日も仕事に励む。


だけど…
だけどもう少し
あと少しだけでいいから
君の温もりを感じていたい。



おしまい

−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ありがとうございました。

オマケのイラスト
過去絵を写真加工アプリのPORTRAで水彩風に加工しました。
もしよければ。。。。
201710151334351a0.jpg
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コメント
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dot 2017.10.21 11:49 | 編集
りこ様
ありがとうございます。
ほのぼの目指しました。
癒されてくださって嬉しいです。
\(//∇//)\
けいdot 2017.10.22 22:24 | 編集
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