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2016
03.05

はじめの一歩②

Category: 本物の夫婦に
こんばんは~

こちらはネタバレ第2弾です。
①は陛下バージョン。②は夕鈴バージョンです。


今日はネタバレ妄想SSの夕鈴バージョンをお届けします。
もし、ご興味のある方、拙い文章ですが楽しんでいただければ
嬉しいです。



■注意事項

私の勝手な妄想を多分に含みます。

そのため、以下に該当する方は
申し訳ありませんが、この先はご遠慮ください。

・原作のイメージを損ねたくない方
・ネタバレ不可な方

【14巻特別篇のネタバレ】
【原作設定】
【妄想注意】


はじめの一歩~夕鈴ver

-----------------
老師が妃になるための必読書だという本を置いてった。
物凄い存在感。随分気合の入った本のようだ。
試しに開いてみた。


........。
男女が奇怪な格好で組み合っている


パタン


思わず表紙を閉じた。
何?今の...

いやいや妃たるもの、こんなことぐらいで怯んではいけない。
気を取り直して別の頁を恐る恐る開く。


...○○の××を(バキューン)して....(図付き)


パタン

もう一度表紙を閉じた。
何?コレ。
一気に悪い汗が噴き出る。


何なのこれは?
夫婦ってこんなことをするものなの?
これは普通のことなの?それとも後宮が特殊なの?
分からない。一体誰に相談したら.....

頭の中がぐるぐると回り背中に悪い汗が流れる。
いくら疎い私だって本物の夫婦が何をするかぐらいは知っている。
だけどこれは....びっくりぎょーてんだわよ。


頭ン中がぐるぐるしているところに

「夕鈴、ただいま」

陛下が帰ってきた。


* * *

「おかえりなさいませ。陛下」
思わず笑顔になる。

「あれ?読書」
「はい、李順さんが
 王宮や後宮のしきたりの本をたくさん置いていってくださって。」
「そっか、お疲れ様」

そう言って陛下は優しい笑顔で私を腕に抱き、頬を摺り寄せた。

陛下の香りがする。
頬が触れて耳に息がかかる。
耳元に陛下の息遣いを感じた途端、さっきの本に書かかれてあったことを思い出した。
......あんな....ことを.......陛下と?
だめ...もう限界


カタカタカタカタ....


体が震えだした。
陛下が驚いた顔している。

「ど...どうかした?
 抱きしめるのイヤだった!?」
「ぜんぜんイヤじゃありませんっ」
まずい。誤解している。
ブンブン。慌てて首をふる。

「でも....あのっ
 その.....今さら、
 確認、なのです、が
 私...陛下の後宮に
 入るんですよ、ね?」
「う..うん
 そう進めているけれど」
 
陛下の顔が蒼褪めていく

「え!?夕鈴
 気が変わった!?」
「変わってませんっ!!」

ブンブンブン。大声で否定する。
変わるはずがない。

「....私達....演技じゃなくて
 もうすぐ本当の....夫婦になるんですよね?
「....うん」
二人しで赤い顔してうつむく

本当の....夫婦に....
....ああ、また思い出してしまった。
体が震えだす

カタカタカタカタ.....

「.....どうしよう。下町に帰りたい」
「-------!」

その直後
陛下が気絶した。
まずい。口から魂が抜けているのが見える。
慌てて訂正する


「私すっごく陛下のお嫁さんになりたいです!!!」


ぱち。陛下が目を開けた。
...よかった。魂、戻ってきたっぽい。


「じゃあ、つまり、どーゆうこと?」
「~~~~~~~っ。だからっ!」

おずおずとさっきまで読んでいた本を取り出す

~後宮秘伝~

 夜の作法はこれでバッチリ?

~~~~~~

「これを...老師が...」
「。。。。。。」
「夫婦に絶対必要な勉強だからって...」
「。。。。。。」

部屋の温度がどんどん下がってきた。
陛下の周りの空気がどす黒い。

「......ちょっと待っててね。
 あの老人何とかしてくるよ」
「!何とかってなんですか!?」

本当に殺しそうだ。
やめてやめて。老師に悪気はないんだから。
慌てて言い訳する。

 夫婦になるってどんなことか
 私だってちゃんと
 わかっているつもりだったんです。
 だけどあの本見たら
 思ってたのと違うっていうか
 びっくりぎょーてんがいっぱいっていうか...

 だから下町の友達に話を聞きたいと思っちゃって
 もしかして後宮の夫婦は特別っていうか
 嘘も交じってるんじゃないの?
 とか
 もう頭ン中ぐるぐるして

ああ、もう。何言ってるんだろう。
自分でも訳が分からなくなってきた。


「夕鈴」

陛下が肩をポンっと叩いた。
顔を上げると陛下が笑ってる。


 あのね...
 大丈夫だから心配しないで
 僕は今、君と一緒に同じ時を過ごせるだけで幸せなんだ

 君にはただ
 いつもみたいに笑っていてほしい

....こんなこと言ってくれたの初めてだ。
どうしよう....陛下がすっごくキラキラして見える。


 僕たちは
 ゆっくり
 僕達らしい夫婦になっていこう?


気持ちが溢れて止まらなくなった。涙が溢れる。


「はいっ。陛下」


抱き付くと、陛下は何故か心底ほっとした顔をしていた。
そして件の本は没収され、老師に返された。

* * *

本を返した後、陛下が戻ってきた。
近づくと肩を抱き寄せられ

「夕鈴、大好きだよ」

熱を帯びた目で見つめられた。体中が熱くなる。
....まだ、この甘い雰囲気に慣れない。

おずおずと見つめ返すと、顔が近づいてきて唇が重なった。
続けて瞼と額にも口付けが降ってくる。
それだけで、もう、いっぱいいっぱいだ。

力が抜けて肩に頭をのせると、優しく抱きしめてくれた。

何だか、先はまだまだ長そうな気がする。
だけど...これが二人の最初の一歩。

長椅子に座って二人の時間を過ごす。
やっぱり、陛下、やさししくて格好いい。

おしまい
------------------

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コメント
うふふふふ。陛下優しくてかっこいいなんて…狼さんですよ!と教えてあげたい。
いやしかし、ここは理性総動員で素晴らしいですよね。
まぁ、臨時が長かったし、本物はもっと長い時間をかけて頑張ってくれと影ながら応援しておきます←偉そう
まるねこdot 2016.03.05 00:06 | 編集
まるねこ様

そうです。陛下は小犬の皮を被った狼なのです。
油断してると食べられちゃいますよね。
本当はもっとうさん臭さ満載に書きたかったのですが、
夕鈴からみた陛下はあんな感じに見えるんでしょうね。


うーん。やっぱり、この二人。
一線超えた気がしないのは私だけでしょうかねえ。
けいdot 2016.03.05 00:28 | 編集
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