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2016
04.14

変身

こんにちは

今日は、過去に書き溜めていたSSをUPします。
SNSからの転載です。

公園ででっかいハスキー犬を見かけ狼みたい....と
思ったことと、同じ日にTVで狼犬がトレーナーの口を
ベロベロ舐めていた映像を見たことがきっかけで
できた話です。
正直、しょうもないお話です。

※原作イメージを損ねたくない方はご遠慮ください。

なんでもOKなお心の広い方、よろしければ
お付き合いいただけるとうれしいです。


それでは、どうぞ。

【本物夫婦設定】

変身
-------------------------------
朝起きたら隣に大きな犬が寝ていた。
全体的に黒っぽい毛並み。襟足は白い。
マントを着た陛下みたい。
それに紅い目。

嫌な考えがよぎる。まさか....

「....陛下?」

目の前の犬は起き上がって尻尾をパタパタ振った。
ぐらり...。眩暈がした。

* * *

「どういうことか説明していただけますか?」

李順さんがこめかみを押さえながら問う。

「私も何がなんだか...。朝起きたら陛下がいなくて
 隣に犬が寝ていて。この犬...陛下なんでしょうか?」

李順さんに説明する。
その横で犬が私に抱き付き顔をべろべろ舐める。

「行動は陛下に似てますね。
 そういえば今日はまだ陛下にお会いしていません。
 困りましたねえ。仕事は溜まってるんですが...。
 試しにこの犬に仕事させてみますか?」

いやいやさすがにそれは無理でしょ。
と、心の中で突っ込みながら観察していると、
承認、却下、保留の書類を見事仕分けた。
李順さんの眼鏡がずり落ちる。


犬(陛下?)の方を見ると、誉めてほしそうに
尻尾をブンブンふってこちらを見てる。

....か...可愛い...。

思わず抱き付いて頭を撫でると
さらに顔中べろべろ舐められた。
ふふ...くすぐったい。
それに毛皮ふかふか。
しばらくじゃれあっていると

「....夕鈴殿。
 しばらくの間、あなたが責任もって
 この犬の面倒見ててください。」

李順さんが呆れた声でこういった。

「ええ~~~~~?」
「いいですね。」
「....はい」

李順さんの迫力に負けて
思わずうなずいてしまった。
ところで面倒ってどうやって見るんだろう。
取りあえず散歩でもつれて行こうかしら?

「...お散歩行きませんか?」

声をかけると犬は嬉しそうについてきた。
なるべく人気のない四阿に行き、腰掛ける。
犬は膝の上に頭を乗せてきた。
頭を撫でると嬉しそうにする。
ふふ...やっぱり可愛い。

ふと顔を上げると桃の木が見えた。
そういえば、一緒に陛下と見ようって話してたっけ。
陛下...どうしたんたんだろう。
本当に犬になっちゃったのかな。

「陛下に会いたい...な」

ぽつりとつぶやくと、突然犬が立ち上がって顔をベロベロ舐めてきた。

「わ..わ....」

そして押し倒される。顔どころか口の中まで舐められる。

「えええ?なに?何???」


* * *

...りん...ゆうりん...夕鈴

目を開けると目の前に陛下の紅い瞳。

「大丈夫?随分うなされていたけれど...」

辺りを見回すと...ここは四阿じゃなく寝室のようだ。
...夢。...よかった夢だ。

でもなんでそんな夢?
目の前に陛下のマントがあった。毛皮つきの。
そうか。最近お帰りが遅いからマントを抱きしめて
寝てたんだっけ...。それでそんな夢を。
思わず陛下に抱き付く。

「へいかあ~~~~~」
「....どうしたの?今日は随分大胆だね」
陛下は背中に腕を回し、
頭をよしよしと撫でてくれた。

「...変な夢見て。
朝起きたら陛下じゃなくて犬がいて
陛下が犬になったかと思った....」
「???」
陛下が狼狽える。訳が分からないという顔だ。


「なんでもないです。陛下がいなくなった夢を見て。」
陛下の腕に力が入る。

「ごめんね...ずっと戻るの遅くて。寂しかった?」
「....はい」

今度は覆いかぶさってきた。

「....?陛下?」
「ごめん。寝室でそんな可愛いこと言われたら、
我慢出来ない」
「~~~~~っ!!!」

そういって喰われるように口づけされた。
口の中に舌が入ってくる。
あれ...?なんだかすごい既視感。

「陛下...もしかして寝てる間に口づけとかしました?」
「うんっ。」
「。。。。。」
「え?だって隣で寝ようとしたら、僕に会いたい...って。
 あんまり可愛いくて、つい。」
「(それだ!)~~~~~~っ」

逃げ出そうとしたが、がっちり捕まえられて動けない。

二度目の濃厚な朝の挨拶をしようとする陛下の口を手で塞ぐ。

「妃よ、この手は何だ。」
「おはようの挨拶はもう済みました。」
「では、まだ二回目だな。」
「だ、ダメですっっ。朝儀に遅れますっっ。」
「大丈夫、まだ時間がある」
「〜〜〜っ」

ちゅ、ちゅ、ちゅ…
顔中に口づけが降ってきた。
まるで大きな犬に襲われているようだ。

そうか...あの犬はやっぱり陛下だったんだ。

朝から襲われれながら、
頭の片隅でそんなことを考えた。



おしまい
---------------------


こんなやり取りありそうだなと。
しょうもない話におつきあいいただき、
ありがとうございました。
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コメント
なんか、犬陛下?の方が何気に仕事能力高そう(笑)
あのマントのモフモフ抱きしめてたら確かにそんな夢見ちゃうかも。まだまだSNSからの転載多そうですよね。私なんかとっくにネタ切れなのにすごいですねぇ( ゚д゚)
まるねこdot 2016.04.14 19:17 | 編集
まるねこ様、
そうかも。犬陛下、意外に仕事能力高いかも。
夕鈴がいれば。
あのもふもふ埋もれたいって思いながら書きました。
SNSでは夏にアップして暑苦しかったのですが、
今なら丁度いいですね。

またまだ、移行してないの沢山ありますよ〜。
そしてブログは少し変えてます。
それも含めてお楽しみに〜〜。(*^o^*)
けいdot 2016.04.14 21:24 | 編集
李順さんの眼鏡もずり落ちるほど有能な犬陛下って…ヾ(≧∀≦*)ノ〃ウケル~♪

結構いいかも。:+((*´艸`))+:。ムフフ
りこdot 2016.04.15 18:27 | 編集
りこ様
大犬陛下、意外に有能です。(*^_^*)
抜け出してサボる陛下よりいいかもしれません。
ありがとうございました(^O^)/
けいdot 2016.04.15 22:27 | 編集
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