2016
04.30

気絶1

80話冒頭部分からの妄想です。

内容は原作と違いますが、会話が80話(先月号)のネタバレを含みます。
コミック派の方はご注意を。

短いですが、甘いことは甘いです。
(ちょっと陛下変ですが)
もしよければ...どうぞ

【本物夫婦(プラトニック)設定】
毎晩、大柄な小犬がじゃれついてくる。
本当の犬ではない。陛下だ。

ちゅ
「ゆーりーん。ねぇ、さっき何話してたの?」
「ですから、たわいもない話ですよ。」

ちゅ
「でも、君が嬉しそうに見えたんだけど」
「気のせいです。」

がぶっ
耳を噛まれた。


「ひゃっ、な、何を」
「ん?お仕置き?」


耳朶を口の中に含んでもぐもぐと
甘噛みされた。
くすぐったいし、何だかゾクゾクする。


「----っ。だから、気のせいですってば。」

ちゅ
「うん、きっとそうだろうね。でも君は
もっと自分の可愛いらしさを自覚した方が
いいと思うよ。」

「~~~っ。」


ちゅ、ちゅ、ちゅ...
口付けの雨が土砂降りのように降ってくる。
慌てて手元にあった本で、陛下を制止した。

「ですから。
そんなこと言うのは陛下だけですってば。」

「何を言う。我が妃はこの世で一番可愛い。」

狼、丸出しで妖艶な笑みを向けられ
ヘナヘナと腰が砕ける。

そこに
ちゅ、ちゅ、ちゅ…
再び顔中に口付けが降ってきた。
それも何だか執拗だ。
今度は顔から火が出る。
も、だめ。頭が煮えそう…。

「んっ、ん~~~~っ」

頭が真っ白になった。
そこから後は記憶にない。






ちゅん、ちゅん…


ん?鳥の声?
あれ?朝?

目を開けると、目の前に陛下の寝顔。
どうやら気絶していたらしい。
目の前のあどけない寝顔を見つめた。


毎度の事ながら、陛下の嫉妬深さに苦笑する。
そんなに心配される程、私もてないのに。

 ゆーりん、可愛いっっ。

そんなこと言うの、本当に陛下だけなのに。
下町の時なんて…

 お前、ほんっとに可愛くねえっ

突然、口の悪い幼馴染の顔が浮かんできた。
…止めよう。朝からイライラしてきた。


大好きなのは陛下だけなのに。
どうしたら想いが届くんだろう。


見つめていると手が伸びてきて
引き寄せられた。


「夕鈴。何を考えている?」

「え?陛下のことですよ?」

「そう?じゃあ、何故さっき首を横に振った?」

「見てらしたんですか…
私を可愛いなんていうのは、陛下だけだなと思っただけですよ。
下町にいた頃はもてませんでしたし、可愛いなんて言われたこと一度も
…んんんっ?」
突然口を塞がれた。

「君は夫の言葉より、他の人の言葉を信じるのか?」
唇を離した陛下が拗ねた目で見つめてきた。

「そ。そんな事は...。ただ...客観的に見てそうだと...。」

「何故?君はすごく可愛いよ。もう少し自重してもらいたい位だ。」

もう狼に変わってる。
朝から只ならぬ色気でくらくらと眩暈がする。
顔が近づいてきた。

「まだ信じない?」

「う。。。で、でも...そんなこと言うの陛下だけで...」

「信じないんだ。じゃ、お仕置きね。」

「はああ?んんん~~~っ」



よく分からない言いがかりと共に
濃厚な朝の挨拶が始まった。
口の中を余すことなく舐めまわされ、意識が遠のく...。


どうしたんだろう...。
最近、いつもこんな感じで襲われる。
まるで、貪られているみたいだ。
やっぱり陛下お腹空いているのかな...
それとも浮気対策のお仕置き?
そんなことを思いながら意識を手放した。




おしまい
------------

何が書きたかったんだろう....。
まあ、その。
陛下のキスが濃厚過ぎて夕鈴が気絶した話が
書きたくて。なんとなく妄想を吐き出してみました。


お付き合いいただき、ありがとうございました。

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コメント
甘々2連発ありがとうございました(^^)
ほんとに、2人とも不器用なんだから!
あれだけジレジレしてやっと両想いになったのに、今度は2人して、うまく相手に伝えられずに悶々してるって感じですよね。でもまぁ2人とも初恋だから色々上手くいかないのは当たり前か。
そこが初々しくてついついおばちゃんとしてはもう!って言いたくなるんだけどまだ子供なんだなぁと最近かわいくて仕方ないです(#^.^#)
週末の癒しをありがとうございました♪
まるねこdot 2016.04.30 17:14 | 編集
まるねこ様
ありがとうございます。

じれじれは少女漫画の王道ですよねっっ(*^▽^*)
そう。最近、この焦れ焦れ感が好きで。
そして意外と陛下って不器用ですよね。
女心、分かってないし。がんばれって感じです。

ちなみに、この不器用陛下設定、
しばらく続きます。
お楽しみに~
けいdot 2016.04.30 18:14 | 編集
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