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2016
04.27

78話からの妄想 罠

Category: ネタバレ妄想
こんばんは
先程、操作を誤りSSを消してしまいました。
なんとか復旧し、一安心。
拍手をくださった方、申し訳ありません。

14巻以降のネタバレありです。
ネタバレ不可の方はご注意を。
78話からの妄想。陛下目線。

もしご興味があればどうぞ。

【本誌78話ネタバレ】
【妄想注意】


心の中を闇が占めはじめる。
君は、君だけは違うと思ってた...。


* * *
夕鈴が朝から面白い動きを見せている。

「どうかした?夕鈴。.」


「?ゆーりーん?」


ぎゅううううう。
突然抱き付いてきた。


「どうしたの?朝から珍しい。」


夕鈴は顔を真っ赤にしながら
ぎゅううううとしがみついてきた。


「ああ。今はいちゃいちゃ
頑張るんだっけ?」

すると、夕鈴は腕の中でコクコク頷く。

「今日もお仕事行ってらっしゃいませ」

そして顔を上げた。
真っ赤な顔に潤んだ瞳。

「あの...私以外の...女性を見つめたりしちゃ
...イヤですよ」


----思考停止。
...これは、罠か?

「わかった」

両頬を挟んで額を重ねた。

「今日は予定を変更して
ずっと君だけを見つめる日としようか。」


思いの丈を込めて見つめると
案の定、夕鈴はグルグル目を回し始めた。


「し、しなくていいですからっっ!!
わ、私の好きな王様は
きちんと仕事をする王様ですから...。
今言ったことは忘れてください。
いってらっしゃいませ」


ふう....よかった。
いつもの夕鈴だ。

真っ赤な顔。
...可愛い。

愛しさがこみあげてくる。

ちゅ
額に口付けた。


「そう言われては仕方ないな。
君の可愛い顔を目に焼き付けて
つまらない職場に向かうとしよう」

本当はこのままずっと一緒にいたい。
だけど君はきちんと仕事をする方が好きだという。
仕方ないから、君の望みを叶えるために行くとしよう。


へなへな崩れる夕鈴を尻目に
上機嫌で仕事に向かった。


* * *

....おかしい。
夕鈴が優し過ぎる。

今日もだ。
「私に不平不満はありますか?」

上目遣いにウルウルした目で見つめてくる。
これは本当に、何の罠だ?

さすがにおかしいと思い、尋ねてみた。

「ねえ、夕鈴。どうしたの?」
「え?何がですか?」
「僕に優し過ぎない?」
「そ、そんな事ないですよ。
陛下と、精神的な、交流を大事にしたいなと思って。」

…精神的な、ね。
僕としてはそれだけじゃ足りないけどね。
まあ…夕鈴だもんね。
でも、気持ちが嬉しくて自然と笑みが溢れる。

「うん、大事にしたいよね。」

ぎゅっと抱きしめた。

それからというもの
夕鈴から積極的に
抱きついてくれるようになった。
どちらかといえば突進だが、それは敢えて言うまい。

だけど
いつも腕の中で恥ずかしそうに震えていた夕鈴が
自分から積極的に愛情を示してくれる。

それが嬉しい。
そう...
それがたとえ罠だったとしても。


* * *

仕事の後、いつものように夕鈴の部屋に向かうと
浩大の声が聞こえた。

「いやーしっかし、楽しそうだな。
お妃ちゃんの陛下浮気対策」

----浮、気?
誰の浮気だって?

「浩大。陛下に何も言ってないでしょうね?」
「ないない。放っておいた方が楽しいもん。」
「なら、いいけど…」

夕鈴?
僕の浮気を疑ってるのか?
そして何故、それを浩大が知っている。

浮かんでくる
数々の可愛い仕草。

−−−−そういうことか。
全てが腑におちた。

胸が冷たくなる。
黒い感情が心を支配しはじめる。


「-----面白そうな話をしているね?夕鈴」

狼の気配を感じたのだろう。
浩大が慌てて逃げた。
賢明だな。
残っていたら、今頃串刺しだ。

夕鈴がゆっくりと振り向いた。
同じく狼の気配を感じたのだろう。
顔が青ざめている。

「浮気対策って何?」
「え、えっと...あの...」
びくっと体が跳ね、しどろもどろになる。

ふうん。そう。図星なんだ。

夕鈴。
僕はあのとき、本当に嬉しかったんだ。
君にとっては浮気対策だったとしてもね。

「もしかして、夕鈴は僕の浮気を疑ってたの?」
「-----っ!」
「…ふうん?」

そう。...あの可愛い仕草は演技だった。
それも。よりにもよって、僕の浮気を疑っての。

君は…君だけは
僕の言葉を信じてくれてると思ってた。
僕に隠し事などしないと…

そう。君も他の人と同じ....。

「ちっ、ちがっ」
夕鈴が慌てて弁明する。

何が違う。
君は何も分かっていない。

いつも言ってるだろう?
妃は君だけだと
君しかいらないと

それなのに、どうして信じない。
君を愛していると...
こんなにも毎日伝えているのに

気持ちがまったく伝わっていなかったことに
愕然とする。

歩みを進めると、
夕鈴が怯えながら後ずさった。


ほらね。
君はやはり僕を信じていない。
そんなに怯えなくても、君の嫌がることなどしない。
君が何よりも大事だから。

でもね。
僕はもう限界なんだ。
君が欲しくてたまらない。

ねえ、夕鈴。
僕の気持ちを疑う前に
君は僕のすべてを受け入れる覚悟はあるのかな。


歩みを進め、夕鈴を壁際に追い詰める。

そして....
壁に手をつき
逃がさぬよう腕の中に閉じ込めた。



おしまい
-----------------


ちなみに78話を読んだとき、真っ先に思いました。
こんなに我慢してるのに、挙句浮気を疑われたら
陛下、そりゃ怒るよね、と....。

思わず感情移入してしまい、珍しく黒陛下を書いてしまいました。
まるで紅珠みたいですね。
さて、続きどうしましょう。。。(^^;)
書けたら連休中にでも。

お付き合いいただき、ありがとうございました。
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コメント
そうそう、これですよ。この「精神的な結びつき」で私は「あー、やっぱりプラトニックだな」と思ったわけです。とっさに出てくる言葉は真実が殆どですから。まして嘘のつけない夕鈴ですからね。
あの抱きつきはかわいかったし陛下も嬉しそうだったから、この回は私も陛下に感情移入しましたね。
私も速度制限かかって、一々解除が面倒です。12月まで解除無料なんで、またそれ以降はwifi変えなきゃ
まるねこdot 2016.04.28 07:49 | 編集
まるねこ様
そう。私もこの話で確信しました。
やたらと精神的、を強調してますしね。

そうなんですよ。
この号は夕鈴がすごく可愛くて。
その分だけ陛下が気の毒で、
つい感情移入しちゃいました。
いやー、書けてよかった。
通信事情のおかげかも。
怪我の巧妙♪( ´▽`)

ありがとうございました〜
けいdot 2016.04.28 21:41 | 編集
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